the verveの新譜「Forth」 1・2>3>>>>>>>>4

可愛さ余って憎さ百倍。
残念ながら、大駄作。アシュクロフトのダメダメなソロ作の隙間を延々埋めてるだけじゃねーか、と思ったほど酷い。これ持ち上げてるメディアは、詐欺だと思うよ。
野暮ったい曲が延々と並び、過去の光は一切見えず。良かったのは、1・10曲目だけ。Sit and Wonderは、the verveの中でも一位二位を争うくらい凄いのに、他が駄目すぎる。
基本的にアシュクロフトが書く曲は、シンプルだけどもしつこい味*1がする。それをリズム隊の二人と、ニックの轟音ギターで変換していく。その軋轢の結果が、the verveのマジックだと思ってた。
ところが、今回の新譜で見えたのは、四人の押し引きの希薄さであった。もっと簡単に言うと、アシュクロフト+それについて行くおまけの3人って感じで。お互いの遠慮が見られて、ガチンコ感は無かった。次に期待。
このアルバムに感動したって人は、信じられんよ。あー、スリップノットを買うべきだった。

*1:2枚目のソロ作は、本当にしつこい味だった