トランスフォーマー/ザ・リベンジ

マイケル・ベイ監督による、何が起こったのか全く理解が出来ないMTV仕込の画作りと製作のスピルバーグのオタク魂が作用した頭空っぽにして見れる、娯楽映画。軍事兵器や大爆発がガンガン出てきて、その筋にしかアピールできなさそうな作りは好感が持てる。クライマックスは、エジプトで現地人を勝手に巻き込んでアメリカ軍とロボット同士が延々ドンパチの大戦争で、現代社会におけるアメリカを批判しているんじゃねーかって想像しなきゃやってられない素晴らしい出来栄え。「レスラー」見に行かないで、こっちを選んで正解だったよ。明日のエネルギーになるね。
ファミコンソフト史上における大ケッ作「コンボイの謎」を大金つぎ込んで映画化したような、大変贅沢な仕上がり*1。デートには全く向きません。
残念なのは、前作の様にAira Mitsukiがフィーチャーされなかったことだけ。以上。

*1:なんせ敵がアメリカ軍の砲撃でぶっ壊れるほどの最弱さ