ゴールデンスランバー

まず、最初の感想は「BK」。とりあえず、斉藤和義の歌うビートルズが大音量で映画館に流れる時点でBK感がある。斉藤和義は好きなんだよ。カラオケでも歌う曲あるし。『あービートルズ使えんかったのか・・・』とオープニングの歌で、BK感があり軽く引く。
それでも俳優陣の演技に引き込まれ、物語に浸ろうとすると首相暗殺シーンのCGの安さで興ざめする。
それでも俳優陣の(以下略)と模型のヘリのCGの安さでまた冷める。
あとは、○○○○○から○○が○○するあのシーンの驚異的な安さは異常。もうさーCG無い方がマシだったよ。例えるなら、オアシスの『go let it out!』に入っているスクラッチと同じ位の恥ずかしさ。これ、国際映画祭に出すのかよ。CGのシーンはカットした方がいいよ。
小説は読んでない。
異常な程安いシーンがあるのは気になるが、知ってる街並みを格好良く撮ってる点は評価できる。
一番の見所は、ムラジュンに似てる俳優が「お前じゃないんだろ?」って主役に言うシーン。仕事でいっぱい失敗して先輩に慰められた、何ともいえないあったかい感じに似てて、俺はもー来たね。そこを観ただけでも良かったよ。
主題はおそらく「つながり」だと思うんだが、ビートルズと一緒で上手く繋げずバント失敗。おそらく、仙台発金曜ロードショー行き特急に乗るのではないか。