NOAH仙台大会

ZEPP仙台で観戦。試合開始10分前に入場。客入りはほぼ満員に近い状態。場所は二階席、意外と後楽園ホールに似たような見やすさがある。一階席もリングマットの側で、かなり近い。一階にしておけば良かったと軽く後悔。客層は、すんごいバラバラ。いかにもプヲタという客は少数。結構女の人がいた。割合的には、男:女=6:4といったところだろうか。
第一試合 永源対井上
 まさおのテーマはプロディジー+レイジのトム・モレロの合作「NO MANS ARMY」なのでかなりカッコいい。本人のキャラに全く合っていないが、その曲を選ぶセンスは支持したい。しかも、まさおは中々現れず。静かな地方会場にプロディジーが延々流れるという異常事態。やっと登場。ところが第一試合にもかかわらずいきなり沸く。永源の卓越したツバ吐きのおかげだろうか。リングサイドは勿論、新聞紙を持った「わかってる」客がいた。
第二試合 KENTA・潮崎対SUWA 杉浦
 女性の声が場内に響くそんな試合。特に見所は無し。潮崎が一番声援をもらってるのに驚く。ブサイク軍団にはほとんど声援が無いのには笑った。
第三試合 ムシキング 菊池 対ムシキングのライバル 百田
 超異色の試合。子供のヒーローといぶし銀の科学反応ははっきり言って失敗の一言。あと地元出身の菊池、試合前に花束もらう。ここで一番沸かせていたのは意外にも百田。さすがベテランは頼りになる。客席の空気は若干ダレ気味。拍手もまばらになる。
 ここで休憩。後半巻き返すか?
第四試合 田上 丸藤 佐野対秋山 金丸 泉田
 秋山の入場が一番湧いた。でも試合となるとトーンダウン。やはり地方のお客さんは大人しい。やっぱり「わかってる」ヤジを飛ばす客が多い方が見てる側としても楽しい。東京はいいなぁ、とつくづく思う。試合自体も明るく楽しく激しく路線でなかなか良かった。あとは、試合開始時にちょっとしたアクシデントが。田上の頭にお客さんの投げた紙テープが直撃。会場に笑いの神が光臨した。
セミ 斉藤 川畑対社長 小川
 この試合が一番静か。入場では社長が一番人気。でも試合始まると静か。誰が悪い訳でもないのに静まるという謎の病気発生。社長のエルボーの当たった音だけが会場を包んでいた。
トリ 小橋 本田 橋対力皇 モリシ ヨネ
 この試合は、小橋・ヨネ・橋が大爆発。会場でかなりの声援をもらっていたのはこの三人。リキはまだまだ精進せねばならない。ヨネはごく一部の子供に大人気。ずっと「モハメド!」と呼ばれていた。仙台でも小橋のチョップに観客は唸る。後は、散々いたぶられる橋がやられても何度も何度も立ち上がる姿に声援が集中。ありがとう、俺も明日がんばるよっていう気になった。もちろん、この日一番の拍手で幕を閉じたのでした。

 イスがパイプ椅子ではなく固定式の椅子だったので場外戦では各自のプロレス頭が問われることに。やはり、秋山・丸藤は別格だった。後は、チケット代だね。二階席で6000円はちょっと高いような。これはノアが悪いんじゃなくて、ZEPP仙台の会場使用料なのかもわからないのでなんとも言えません。でも行って良かった地方興行でした。以上、ノア感想記でした。(めんどくさかったので敬称略)
 来月は、新日本。生永田さんが楽しみ。宿舎まで走って帰るならついていきますよ!