HEATWAVE

この日のベスト。2日通して一番感動したので、ちょっと詳しく。
大変失礼ながら、聞いたことも無く見たことも無いバンドだった。イースタン見た後、時間が空いてビギン行こうかと思っていた。プログラムを見て、時間も空いてるしジュンスカのステージから近いしという事でTSUGARUステージへ行く。人も少ないが、「本当に好きだ」というエネルギーを感じ開幕まで待つ。
出てきた歌った山口氏は、非常に格好良く「意地を貫き通す負けじ魂」を見た。
そんな中、初めて聴いた『トーキョーシティヒエラルキー』の格好良さ!こんな曲があったんだと衝撃を受け、ジッと注視していた。客層もバラバラで、ビール飲んで一番前で見ている人や思いっきり動いてる人、手を振ってる人、じっと見ている人。それぞれがよくある『場の空気』に関係無く、自分の思い通りに気ままに楽しんでいる姿が照明と共に眩しかった。
自分はそんなにライブで激しく動くタイプではなく、観客が皆手を揃って挙げてどうこうとかの自由度の低さにウンザリするときもある。本当に凄いもん見たら動けないような気がするし、一方で暴れる気持ちや手を挙げるのも分かるけど偏ってる気がして仕方が無い。
だから、曲も良かったのもあるけども観客の人達の姿も含めて、HEATWAVEが一番印象に残ったのだと思う。
この2日間通して僕の見た中での理想的な「気まま感」はここでしかなく、この場に立ち会えて良かった。また、二度と無い瞬間で殊更儚かったけども楽しい。これぞ、フェスの醍醐味。
全ての演者、スタッフ及び関わった人たち、川崎町、自然、観客、全てに感謝を。また、会えたらいいなと思う素晴らしい日々だった。