パーティーナイトは、いずれ終わる

色々思い出したら、色々書きたくなる。まずは、来月発売のパフュの新曲。宇多丸師匠の言うとおり、畳み掛ける所までは良かったのに。聴いた感じでは、全然ピンと来ないな。歌詞の冷静な感じは、自己啓発系歌の危険性が無くて安心。全能感むき出しのタイトルの割には、内容はそれほどでもない。全能感を丸出しにすると、その音楽家はいい作品をしばらく書けなくなる、というのが世の常。いくら売れようが、中身は最低という代物になる*1。とりあえず、B面に期待。ネットで聴くと、本当の音が分からないからレコ屋でちゃんと視聴するまでは、正常な判断は下せないのだけども。Airaやサオリの時なんて、まさしくそうだったしね。視聴して、異常な出来にぶっ飛んだという。
GRAPEVINEの『Sing』も既に、『デラシネ』『From A Smalltown』程聴き狂っていない。サルの様に何回も聴くのは、2〜4曲目まで。放浪フリーク、ナツノヒカリ、豚の皿、スレドニ・ヴァシュターを去年のzeppライブで聴けて良かった。放浪フリークを謳ってたら、周りに怪訝な目で見られてたのを思い出す。ジュブナイルとGlareを聴いたら、人目をはばからずに泣くと思う。arabakiのジュブナイルも、感動のあまり動けなかった。ライブが楽しみで仕方が無い。
SPECIAL OTHERSって、ジャムバンドの割には、リズム隊が異常に正確だ。そこが彼らの最大の特徴であるが、海外のバンドはもっといい加減だったりするので、遊びがもうちょっとあってもいいのかなぁと思う。最新作の『QUEST』って、真面目だしね。

*1:小林プロデュース系が良い見本