WANTED

苦い映画だった。部類としては、アクション。ではあるが、終わりがとにかく苦い。冷静に考えると、主人公は決して勝ってはいない。
あと、『ファイトクラブ』と主題が似ている点もあった。消費社会で去勢された男が、『男性』を痛みで取り戻すところがね。ラストも、70年代だったら殻を破らず負けてたと思う。しかし、何かは分からないが明日を目指そうとしている、前向きさは素晴らしい。あえて、とって付けたようにしたのかな。見て良かったです。
とりあえず、キーボードで同僚を殴るとこから始めたい。デブには、デブって言ってやらないとさ。