「ソナチネ」

北野映画を久しぶりに見る。ソナチネは、笑える。なんというか、「お笑いウルトラクイズ」を思い出すからだ。人を沈める時の、「2分くらい沈めちゃおうか」なんて一緒過ぎる。本当は笑えない陰惨なシーンのはずなのに、終始こんな調子だから笑ってしまう。暴力と笑いの紙一重の差。笑いが恐ろしいから、一線を引いてしまったのだろうか。