港町ですよ

 ヨーロッパ遠征から帰ってきた獣神サンダーライガー選手(当時は当然名前は違う)が、越中選手の「リヴァプールは行ったのか?」に対して放った一言。
 ビートルマニアの越中選手にとってはリヴァプールは聖地であるが、ライガー選手はビートルマニアではないが故にただの「港町」に過ぎなかった、という故事。
 上記は、日常生活でもよくある事だ。私が持つ価値観ではリヴァプールは「維新軍の原点」と思っているのだが、他人から見ると世界史で近世付近に出てくる都市だと思ってる、という意識のズレである。または、Perfumeの赤坂サカス収録の空気感を知りたいとして、そこへ行ったブログを検索したところ、「何か思ったよりキレイだった」とKYどころではなく見当違いも甚だしい事を言われるのと同じなのである。
 これは、今日の検索時代を予見した故事と言えよう。