ガゼッタ・デロ・プロレスーノ

今回、本誌は10/9に行われた天山広吉の記者会見に注目した。前半は、新日本プロレスの菅林社長より事故の経緯、怪我の様子等の説明がなされた。そして天山本人が謝罪の言葉を語る中、どこからか笑い声が聞こえるという異様な空気。また天山も事故の後と云う事で、目に力なく語り、終始空ろな表情でピッチに立ち尽くしていた。後半は、10/13の新日本両国国技館大会の対戦カードの話題へ。突如、対戦相手の飯塚の代理で真壁・矢野のGBHコンビが登場。中尾彬のネジネジに対抗してチェーンを首へ巻いた真壁に「なんで来なきゃいけねぇんだ」「なんだ、お前生きてたのか」「死んじまえばいい、コノヤロー」と言われ、先にゴールを決められる苦しい展開。天山も負けずにゴールを目指すが、「ベルト持ってんのは俺ら」「ベルトどうこう言う前に、飯塚とケリつけてよぉ、俺らんとこ来いよ」と突き放され、追加点を決められる。会見のロスタイム間際に、天山がドアを開けたところ、外で待っていた飯塚に襲撃され「友情なんてねぇんだ、オラー」とダメ押しの追加点。結局この日、天山は見せ場は無く、床にうずくまったところで無常にも試合終了のホイッスル。
評価 前半2.0/後半2.0 (敬称略)
参考資料