MUSIC JAPAN「ネオ・ビジュアル系 真夏の宴2008」

ネオ・ビジュアル系のことは分からないので、感触のみ記録。全部、今日始めて知った。
ナイトメア…覚えやすいメロで面白い。
アリス九號.…最初聞いたとき、声がラルク似という第一印象だった。だが、変なフェイクを入れないので、癖が無くて聞きやすい。楽器隊も悪くない。
LM.C…パワーポップ的なギターにクルクル変わるメロ。上記の2バンドに比べ、ボーカルの声量が気になった。
PlasticTree…これでネオ・ビジュアル系?歌詞の情報が異常に多いのだが、メロも覚えやすくていいバンドだ。ネオ・ビジュアル系という狭い枠の中だけで活動させるのは勿体無い。
アンティック-珈琲店-…これもネオ・ビジュアル系?一昔のビールCMに流れそうなメロで、90年代を思い出す。伝統的なJ-POPバンドに感じる。一つの言葉で追いやられるのは、時代の潮流なのだろう。
ムック…ニューメタル的音+歌謡メロ、面白いバンドだ。自分の好みではもっとハードでもいいんだが、バランスを取るとこうなるんだろう。ネオ・ビジュアル系という狭い枠の中だけで活動させるのは勿体無い。
D…今まで見たバンドの中で、自分が持つビジュアル系のイメージに一番近いバンド。ギターを重くして歌詞も耽美なんだけど、どっか歌謡曲の血が入ってる。
the GazettE…序盤は既視感があって退屈だったが、サビのギターとストリングスの絡みが中々面白くて、最後まで聞き入った。

全部のバンドを見たけど、結構面白かった。
唯一気になったのは、歌詞のみ。そこだけがどうしても苦手だった。私が音楽聴くときに、意味よりも勝手に解釈して歌詞を楽しむタイプだからだろう。例えば「そばにいるよ」よりは「千の風になって」の方が、私は好感を持てる。どっちもテーマがあるが、後者の方がもうちょっと広く読み取ったり、物語を作れる余地が残されている様に思っている。
1曲だけ聞いた印象は、こんな感じ。アルバム全部を聞けば、彼らへの判断もまた変わるだろう。いい番組だった。